こころざし
自然の中で
トマトが2500本綺麗に並んで植わることはない。
自然界では動植物がバランスよく存在し、1つの種が大量発生することはない。
何らかの異変により大量発生したなら、それを阻止しようと別の力が働く。
農業も同じ
同じものが大量にあるとカビや虫が作物をやっつけに来る。
また限られた場所に同じものが大量に生育できる栄養や水分も大地には存在しない。
自然の中では、大量生産できない。
それを無理して、無農薬・化学農薬や化学肥料は使わないと言ってしまうより、もともと自然の原理から反しているのだから。
こんな事にはこだわらない。ニュートラルポジション。


確かに化学農薬や化学肥料は体や環境に良くないと思う。だからできるだけ使用は避けたい。
毎日作物の健康状態やお腹の減り具合を観察し、タイミングを決める。
植物の力で治せる時は、化学農薬を使わず天然の薬を。
お腹が減っている時は、少し早めに作物に優しい有機肥料を。
しかし判断を間違える時がある。忙しくてタイミングを逃してしまう時がある。
そんな時は大変。
植物の生命にかかわる。そんな時はすぐに効く化学の力を借りる。
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